紀の川市の歯科・歯医者「きのかわ歯科クリニック」の虫歯治療のページです。

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虫歯治療

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虫歯治療

失った歯質は元に戻りません

失った歯質は元に戻りません

私たちの身体は、傷ついても再生する組織で構成されています。けれども、歯に関しては例外的で、溶けたり、抜けたりすると、もう二度と元には戻りません。そんなかけがえのない歯質を可能な限り残すために、当院では保存的な治療に努めております。

できるだけ削らない治療

できるだけ削らない治療

虫歯は削ることで治せる病気です。そのため、大きく削った方が予後も良くなるように思われがちですが、実際はその逆です。歯質は再生しない組織なので、削れば削るほど、人工物で補わなければならなくなります。

確かに、今、目の前にある虫歯は、大きく削ることで確実に治せますが、その結果、歯そのものの寿命が縮まってしまっては元も子もありませんよね。そこで重要なのがMI(最小限の侵襲)です。虫歯菌に侵されている歯質だけを削ることで、より多くの健全歯質を残すことが可能となります。

できるだけ抜かない治療

できるだけ抜かない治療

虫歯が重症化して歯を失ったとしても、ブリッジや入れ歯、インプラントで補うことができます。それだけに「1本くらいなら歯がなくなっても大丈夫」と考える方もいらっしゃいますが、少し安直であると言わざるを得えません。なぜなら、どんなに優れた人工歯でも、天然歯には劣るからです。

見た目はもちろん、噛み心地や周囲の組織に与える影響なども、天然歯の方が優れているのです。そこで当院では、患者さまの大切な歯を安易に抜くようなことは推奨せず、できるだけ抜かない、保存的な治療に取り組んでおります。

進行度に応じた虫歯治療

虫歯は、急速に進行するのではなく、徐々に病変が広がっていく病気です。専門的には「C0⇒C1⇒C2⇒C3⇒C4」という段階を踏んで進行していきます。初期の虫歯であるCO(要観察歯)は、歯の表面にまだ穴が開いておらず、歯の再石灰化を促すことで治療できます。それ以降は、以下の通りに治療を進めます。

C1:エナメル質に穴が開いている状態

歯面に比較的浅い穴が開いている状態です。虫歯を削り、プラスチックを詰めます。治療は1回で終わることが多いです。

C2:象牙質にまで穴が広がった状態

虫歯の穴が比較的深くなっており、冷たいものがしみることがあります。虫歯を削った後、プラスチックを詰めたり、詰め物を装着したりします。

C3:歯の神経まで侵された状態

歯の神経まで感染が広がっているので、抜髄が必要となります。その後は根管治療を実施して、病変をきれいに取り除けたら、被せ物を装着します。治療完了までに1~2ヶ月かかることも少なくありません。

C4:歯の根しか残っていない状態

歯の頭の部分がボロボロになり、歯の根しか残っていない状態です。歯の神経は死んでいるため痛みは消失しますが、病変は残存しているので根管治療が必要となります。ケースによっては、抜歯以外に選択肢がないこともあります。

虫歯に関するQ&A

Q虫歯になる原因は何ですか?

虫歯の原因にはさまざまなものがあります。

虫歯の原因は、歯並びが悪い、唾液量が少ない、口腔ケアが不十分、食生活が偏っているなど、人によってさまざまです。専門的には「歯質」「糖質」「細菌」の3つの要素が絡み合うことで発症するといえます。

Q妊娠中は虫歯になりやすいというのは本当ですか?

本当です。

妊娠中は、つわりの影響によって、ブラッシングが億劫になることが多いです。また、唾液の分泌量が減少することから、口腔衛生状態も悪化しやすくなります。その結果、虫歯のリスクも上昇します。

Q詰め物や被せ物はどのくらい持ちますか?

修復物の種類や口腔ケアの方法によって大きく変わります。

修復物の寿命は、銀歯やレジンよりも、セラミックの方が長い傾向にあります。セラミックは安定した材料であると同時に、歯質と精密に接着させることが可能だからです。ただし、治療後のケアをどのように行うかによって、修復物の寿命は大きく変わります。詰め物や被せ物の寿命を延ばすのであれば、定期的なメンテンナンスの受診が欠かせません。

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